部位 · 胸
乳輪縮小術 — 傷あとは色の境目に隠れますが、また広がることがあります
乳輪の外側の縁を帯状に切り取り、残った周囲を寄せて閉じる手術です。この層で傷あとが隠れると書ける珍しい例です — 切開線が色の変わるちょうどその線に置かれます。ただし寄せて閉じた周囲は、時間とともにまた広がることがあります。 そして乳頭の感覚と授乳に影響が及ぶことがあります。
最終確認 2026年10月2日
ひと目でわかる
- 手術時間
- 60–90分
- 麻酔
- 局所麻酔
- 日常復帰
- 7–10日
- 最終的な形まで
- 3–6か月
- 傷あと
- 目立たない場所
- 元に戻せるか
- 戻せない
- 相対的な費用
- 中間
費用は金額ではなく、このサイトの美容外科手術のあいだでの区分です。施術ページの費用区分とは別の物差しなので、互いに比べられません。
何をする手術か
乳輪縮小術は、乳輪の外側の縁を帯状に切り取り、残った皮膚を内側の周囲に合わせて寄せて閉じる手術です。
この層でいちばん小さな手術です。 全身麻酔を使わない場合が多く、組織を取り除くこともインプラントを入れることもありません。乳輪の直径だけが変わります。
このサイトがこの手術でまず書くのは、傷あとではなくその反対です。
この層のほとんどの手術では、傷あとは受け入れるべきものです。乳房縮小は皮膚に残る線を書かねばなりませんでしたし、上腕形成は腕の内側に長く残ります。ところが乳輪縮小の切開線は、色の変わる境目に置かれます。 乳輪とその外側の皮膚は色が違い、その境界線はもともと見える線です。だから傷あとがその線に溶け込みます。
その隠れ場所が同時に限界をつくります。
周囲を寄せて閉じると、その場所に張力がかかり続けます。 内側の組織が外へ押し、皮膚は伸びる性質があります。だから数か月から数年にかけて乳輪がまた広がることが起きます。寄せて閉じる方式ではしわが寄って見える期間もあります — ふつうは落ち着きますが、時間がかかります。
そしてこの手術がしないことを書きます。
- 乳房の大きさや形を変えません — それは乳房増大や乳房縮小の領域です
- 下がったものを上げません — 乳輪だけ小さくなっても位置はそのままです
- 乳頭の長さや突出を変えません — 別の手術です
- 男性の胸の形の問題を解決しません — 女性化乳房の手術と併せて行う場合はありますが、同じ手術ではありません
乳輪が広がるには理由があります。 妊娠と授乳、体重の変化、思春期の成長、そして生まれもった大きさです。妊娠と授乳がまだ先にあるなら、そのあとに行う選択肢があります。 ただしいつ行うかをこのサイトが決めることはしません。
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知っておくこと
また広がることがあります。 この手術でもっともよく書かれる問題です。閉じた周囲に張力がかかり続け、皮膚は伸びます。また広がれば再手術を考えることになります。
傷あとが隠れるというのは「ない」ということではありません。 色の境目に置かれるから目立ちにくいのです。人によっては傷あとが白く、あるいは厚く残り、ケロイドの傾向があれば病変内ステロイド注射のようなものが別に必要になります。
閉じた場所がしわ寄って見える期間があります。 ふつうは数か月で落ち着きますが、完全になめらかにならない場合もあります。
乳頭と乳輪の感覚が変わることがあります。 鈍くなったり敏感になったりし、一部は残ります。乳輪の周囲を切ると、そこへ入る細い神経の枝が通る場所を横切ります。
授乳に影響が及ぶことがあります。 乳管そのものを切る手術ではありませんが、乳輪の下を通る構造と乳頭の感覚が授乳の反射に関わります。授乳の予定があるなら、相談で先に伝えてください。
左右が完全に同じにはなりません。 もともと左右の直径が違っていればなおさらです。直径を数値で合わせても、見え方は周囲の皮膚と乳房の形にも左右されます。
創が開くことがあります。 張力に逆らう手術なので、とくに初期は注意が必要です。
まれに乳頭・乳輪の血流の問題が起きることがあります。喫煙はこの危険を上げます。
妊娠と授乳、体重の変化は結果を元に戻しうります。
結果を左右するもの
授乳の予定を先に伝えてください。 小さな手術なので軽く流されやすい項目です。
直径を数値で相談してください。 いま何ミリで、どれくらいに縮める計画かを尋ねてください。多く縮めれば張力が大きくなり、張力が大きければまた広がる可能性と傷あとが厚くなる可能性がともに上がります。 引き換えの関係です。
閉じ方を尋ねてください。 周囲を糸で寄せる方式、真皮の内側を支える方式などがあり、また広がる問題をどう扱うかがその選択に入っています。
また広がった場合の計画を前もって聞いてください。 この手術でもっとも多い再手術の理由です。そのときどうするのかを前もって聞くことが選択の助けになります。
禁煙してください。 血流が結果を左右する場所です。
初期は胸を引っぱる動作と運動を避けてください。 張力がかかる手術です。
支える下着を指示どおり着けてください。
傷あとのケアは治ってから始めます。 時期と方法は診療で決めてください。
他の乳房手術と併せる計画なら、順序と範囲をはっきりさせてください。 乳房増大・乳房縮小・女性化乳房の手術と併せる場合があり、そのときは切開線と回復の期間が変わります。
決める前に
元に戻せません。 切り取った皮膚は戻りません。
また広がりうることを受け入れられるかが、この手術の中心の問いです。 傷あとはよく隠れますが、結果が保たれるという保証はそれほど強くありません。 このサイトはその二つの文を併せて書きます。
妊娠と授乳が先にあるなら、時期を考え直す価値があります。 乳輪が広がるよくある理由がそれだからです。
何が気になっているのかをはっきりさせてください。 乳輪の直径が気になるのか、乳房全体の形が気になるのかは別のことです。後者ならこの手術では解決しません。
小さな手術という言葉が「軽い決定」を意味するわけではありません。 麻酔の範囲と回復の期間は小さいですが、永久的であり、感覚と授乳が関わります。
受けるかどうかは診療で決めることで、一か所の説明だけで決めないほうがよいです。
受けるかどうかは診療のうえで医師と相談して決めることです。