部位 · 顔
頬脂肪除去 — 年齢が顔にすることと同じ方向に動く手術です
頬の内側にある頬脂肪体(バッカルファット) の一部を口の中から取り出す手術です。外に傷あとは残らず、回復も短いです。問題は元に戻せないことと、この手術が取り除くのが、年齢とともにひとりでに減っていくまさにその量だという点です。
最終確認 2026年9月28日
ひと目でわかる
- 手術時間
- 20–40分
- 麻酔
- 静脈麻酔
- 日常復帰
- 3–7日
- 最終的な形まで
- 3–6か月
- 傷あと
- 目立たない場所
- 元に戻せるか
- 戻せない
- 相対的な費用
- 中間
費用は金額ではなく、このサイトの美容外科手術のあいだでの区分です。施術ページの費用区分とは別の物差しなので、互いに比べられません。
何をする手術か
頬脂肪除去は、頬の内側にある頬脂肪体の一部を取り出す手術です。口の中から切開するので外に傷あとが残らず、20–40分で終わります。
短く簡単に見える手術です。このページが書きたいのはその反対側です。
第一に、取り除いたものは戻りません。 このサイトの美容外科ページは元に戻せる度合いを戻せる・部分的・戻せないに分けて書きますが、この手術は戻せないです。入れたインプラントのように抜けるものではなく、脂肪移植で埋めることも同じ組織を戻すことではありません。
第二に、そしてこれがこのページの核心です — この手術は年齢が顔にすることと同じ方向です。
年齢とともに顔の脂肪は減り、下がります。 頬がこけて陰ができる変化です。このサイトの脂肪移植とフィラーのページが扱うのは、たいていその反対の方向 — 埋める側です。
頬脂肪除去はその量を前もって取り除きます。 いま望む姿と、15年後にその顔がどう見えるかは別の問いです。そして手術台で決まるのは二つ目の問いまでです。
第三に、どれだけ取ったのかが外から見えません。 口の中から入って取り出す手術なので、取りすぎた場合に気づくまで時間がかかります。 腫れが引くのに数か月かかるからです。
このサイトは価格・医院・口コミを扱いません。
知っておくこと
取りすぎたものは元に戻せません。 この手術で最も多く語られる後悔です。頬がこけて見え、顔がやつれて見える変化が残ります。
顔面神経の枝がすぐ近くを通ります。 頬脂肪体の周りには、顔の筋を動かす神経と唾液腺の管が通っています。傷つけば表情の動きや唾液の流れに問題が生じることがあります。 まれですが、この手術で最も重い合併症です。
出血と血腫が頬の内側に生じることがあります。
口の中の創が感染することがあります。 術後の口腔ケアについての指示を受け取っておいてください。
腫れが数か月続きます。 初期の姿で結果を判断することはできません。そしてその間に「取れ足りない気がする」と感じてさらに取る決定をすることが危険です。
左右が完全に同じにはなりません。 もともと両側の頬脂肪の量が違います。
口を大きく開けることと噛むことが数日制限されます。
やせた体型や顔の脂肪が少ない場合には適応にならないことがあります。 診療で先に確かめることです。
結果を左右するもの
まず原因を確かめてください。 頬が広く見える理由はいくつもあります — 頬脂肪体、皮下の脂肪、噛む筋(咬筋)の大きさ、あごの骨の幅。原因が違えば方法が違います。 咬筋が大きいならボツリヌス毒素の領域であり、あごの骨の幅なら輪郭形成手術の領域です。頬脂肪除去では解決しません。
年齢を併せて話してください。 いまの顔だけを見て決めないでください。10年後、20年後にこの量がどこにある方がよいかを医師と話してみてください。
「少しだけ」を基準に話してください。 取り足りなければ後で足せますが、取りすぎたものは戻せません。一方向にしか行けない手術では、少なく行く方が安全です。
腫れが引くまで待ってください。 最低3–6か月です。その前に追加の手術を決めないでください。
顔全体を併せて見てください。 頬だけ減らすと、頬骨とあごのラインが相対的に目立って見えます。それが望む方向かを先に確かめてください。
術後数日はやわらかい食事です。
禁煙が役に立ちます。 口の中の創の治癒に直接かかわります。
決める前に
この手術で最も重要な性質は「元に戻せない」です。 このサイトの美容外科ページのうち、回復は短いのに元に戻せない側に属します。簡単な手術と元に戻せる手術は別の言葉です。
時間はこの手術の味方ではありません。 たいていの美容手術は時間とともに腫れが引き、傷あとが薄くなって結果が安定します。この手術は時間が経つほど顔の脂肪が一緒に減っていく方向に進みます。
年齢を重ねて埋めたくなれば、そのときは別の手術が必要です。 脂肪移植かフィラーです。そしてそれは元の組織を戻すことではありません。
写真で結果を合意するのが難しいです。 どれだけ取るかはミリリットル単位の判断であり、それが顔でどう見えるかは骨と皮膚によって違います。
あまり若いうちに決めることについて診療で話してみてください。 顔の輪郭は20代半ばまでも変わります。
受けるかどうかは診療で医師と決めることで、一か所の説明だけで決めないほうがよいでしょう。
受けるかどうかは診療のうえで医師と相談して決めることです。