部位 · あご・輪郭
あご先の手術 — 骨を切ることとインプラントを入れることは、別の手術です
あご先を前に出す、後ろに入れる、長さを縮める、左右のずれを合わせる手術です。骨を切って動かす方法(オトガイ形成)とインプラントを入れる方法が一つの名前で呼ばれますが、元に戻せる度合いが互いに違います。 そしてこの手術は歯のかみ合わせを変えません。
最終確認 2026年9月28日
ひと目でわかる
- 手術時間
- 40–90分
- 麻酔
- 全身麻酔
- 日常復帰
- 7–14日
- 最終的な形まで
- 3–6か月
- 傷あと
- 目立たない場所
- 元に戻せるか
- 一部のみ
- 相対的な費用
- 高め
費用は金額ではなく、このサイトの美容外科手術のあいだでの区分です。施術ページの費用区分とは別の物差しなので、互いに比べられません。
何をする手術か
あご先の手術は、顔の下端であるあご先(オトガイ) だけを扱います。
二つの方法が一つの名前で呼ばれます。この区別がこのページの目的です。
一つ、骨を切って動かす方法(オトガイ形成)。 あご先の骨を横に切ったうえで前に出し、後ろに入れ、片側へずらし、あるいは真ん中を取り除いて長さを縮めます。動かした骨はねじやプレートで固定します。骨そのものを変えるので元に戻せません。
二つ、インプラントを入れる方法。 あご先の骨の前に材料を置き、前への出方だけを増やします。抜くことができます。 ただし抜いても元どおりにならない場合があります — インプラントの下の骨が吸収される変化が報告されてきました。
何を変えたいかで分かれます。 前への出方だけが問題なら、どちらの方法も使われます。長さを縮めること、後ろに入れること、左右のずれを合わせることは、インプラントではできません。
そしてこの手術がしないことを書きます。 あご先の手術は歯のかみ合わせを変えません。 上下のあごの位置関係から生じた問題なら顎矯正手術の領域であり、それはずっと大きな手術です。見え方の原因がどこにあるのかが、先に決めておくべき問いです。
たいていは口の中から切開して外に傷あとを残さず、全身麻酔で行います。あごの下から入る方法もあり、その場合は外に傷あとが残ります。
知っておくこと
神経がすぐ近くを通ります。 あご先、下唇、下の前歯の感覚を担う神経(オトガイ神経)が手術の場のすぐ横にあります。感覚が鈍くなることはよくあり、たいていは数か月かけて回復しますが、残る場合があります。 この手術で最初に聞くべき説明です。
インプラント側には固有の問題があります。 位置のずれ、感染、触ったときに縁が分かること、そして下の骨が吸収される変化です。骨が吸収された後にインプラントを抜くと、はじめよりも引っ込んで見えることがあります。
骨を切った側には固定と治癒の問題があります。 動かした骨がつかない場合、ねじやプレートが触れたり後で抜く必要が出る場合があります。
下唇の動きが変わることがあります。 口の中から入る手術では、唇を下げる筋を通ります。笑った形が一時期違って見えることがあります。
歯ぐきと歯の根が近いです。 切る高さが歯の根より下でなければなりません。そのために術前の撮影が必要です。
前に大きく出すと、その上のしわや溝の見え方が変わります。 あご先だけを変えたのに、唇の下の溝が深く見えることがあります。
腫れが長く残る部位です。 最終の形を判断できるまで数か月かかります。
結果を左右するもの
まず撮影で原因を確かめてください。 あご先の骨が小さいことと、下あご全体が後ろにあることと、上あごが前に出ていることは、見え方が似ていても別の問題です。 原因が上下のあごの関係にあるなら、あご先だけを動かしても解決しません。
横顔だけを見ないでください。 左右のずれは横顔では見えません。正面と斜めも併せて見てください。
「長く」と「前に」を分けて言ってください。 別の方向であり、必要な方法も違います。
インプラントを使う場合は材料と製品名を受け取っておいてください。 後で抜いたり換えるときに必要な情報です。
骨を切る側を選ぶときは、固定物を後で抜くのかを前もって尋ねてください。
禁煙がとくに重要です。 口の中の創と骨がつく過程に直接かかわります。
術後数日はやわらかい食事です。 口の中から入った場合はとくにそうです。
決める前に
このページが元に戻せる度合いを「部分的」と書いたのは、二つの手術を一つのページに収めたからです。 インプラントは抜けますが、切った骨は元に戻せません。どちらを受けるかがその違いを決めます。
あご先は顔の他の部分と一緒に見える場所です。 鼻、口、首の角度とともに印象をつくります。一つの部分を正確に変えても、全体の印象は予想と違うことがあります。
小さく変えるほうが、大きく変えるより判断が難しいです。 数ミリの差を写真で前もって合わせるのは簡単ではありません。
感覚の変化がどれくらいよくあり、どれくらい続くのかを必ず数字で尋ねてください。 この手術で最も残りやすい不便です。
受けるかどうかは診療で医師と決めることで、一か所の説明だけで決めないほうがよいでしょう。
受けるかどうかは診療のうえで医師と相談して決めることです。