投与経路 · 機器による施術
体型用の高密度焦点式超音波: 偽施術対照の試験があります — ただしどの解析を読むかで答えが分かれます
偽施術(sham)対照の無作為化試験があります。この層では珍しい条件です。12週の時点で腰囲が59 J/cm群で偽施術より有意に減りました(−2.44cm、p = 0.01)。 ところが47 J/cm群は、割り付けどおりに解析すると有意でなく(−2.06cm、p = 0.13)、計画を守った人だけを解析すると有意でした(−2.10cm、p = 0.04)。 論文の結論は後者の解析を根拠に書かれています。
最終確認 2026年9月30日
まず基本から
- これは何か
超音波を一点に集め、皮下の脂肪層にエネルギーを入れる機器です。
- 何に使うか
腹部と脇腹の輪郭に使います。体重を減らす方法ではありません。
- どう働くとされているか
集めた超音波が脂肪細胞を傷め、体がそれを片づけると説明されます。
この欄には数字も出典も入れていません。何がどこまで確認されているかは下にあります。
ひと目でわかる
- 施術時間
- 40–60分
- 痛み
- 痛い試験の報告値上の試験が有害事象として軽度から中等度の不快感を記しました。エネルギーの設定によって変わります。
- 日常復帰
- 0–3日
- 推奨回数
- 1回試験の報告値上の試験は一度施術して12週を見ました。複数回行えば変わるのかを、その試験は見ていません。
- 持続期間
- 該当なし
- 相対的な費用
- 高め
- 確認の度合い
- 中程度の根拠
「試験の報告値」はこのページに載せた試験が実際に報告した数字です。「通常の範囲」は測定された値ではなく、おおむねそうしているという範囲で、医療機関や人によって変わります。
費用は金額ではなく、このサイトの施術を1回または1部位あたりで並べたときの区分です。実際の価格は医療機関と範囲によって何倍も違うため、載せません。 美容外科手術は別の物差しで測るため、この区分とは比べられません。
効果の大きさではなく、どれだけ確認されているかです。このページの項目のうち最も高い等級を示します。
体型用の高密度焦点式超音波は、超音波を一点に集め、皮下の脂肪層にエネルギーを入れる機器です。腹部と脇腹に使います。
まず名前を区別する必要があります。 このサイトには超音波機器のページが二つあります。
- このページ — 体型用です。脂肪層を狙い、測る値が腰囲です
- マイクロ集束超音波 — 顔・首のたるみに使います。狙う層と測る値が違います
二つは別の物です。 同じ「超音波」という語を使っているだけです。
そしてこのページの値は設計にあります — 偽施術対照です。
エネルギーを0 J/cmで入れない群を置きました。機器の施術でこうした対照はよくありません。このサイトで偽照射や無処置の対照がついているのは、長パルスNd:YAGと窒素プラズマくらいです。
ただし読むときにもう一つ必ず見るべきものがあります — どの解析を読むかです。
- 割り付けどおりの解析(ITT) — 低いエネルギーの群が有意ではありませんでした(p = 0.13)
- 計画を守った人だけの解析(per-protocol) — 低いエネルギーの群も有意でした(p = 0.04)
そして論文の結論は後者を根拠に書かれています。 このサイトがこの違いを消さない理由を下に書きます。
最後に、この施術がしないことを書きます。 体重を減らす方法ではありません。上の試験の主要評価項目は腸骨稜の高さで測った腰囲であり、参加条件が腹部の皮下脂肪の厚さ2.5cm以上でした。肥満の人のための方法として示されたものではありません。
このサイトは価格・医院・口コミを扱いません。
確認されていること
腰囲が偽施術より減りました — ただし解析の方法で答えが分かれます
2011年のPlast Reconstr Surgに載った無作為化偽施術対照試験です。題名に「偽施術対照」が入っています。
まず参加条件です。 18–65歳の成人で、腹部の皮下脂肪が2.5cm以上あり、選別基準を満たした人です。論文はこの機器を肥満でない人のための方法として紹介します。
三群に無作為に割り付けました。 腹部の前面と脇腹にそれぞれ三回通過させました。
- 47 J/cm(合計141 J/cm)
- 59 J/cm(合計177 J/cm)
- 0 J/cm — エネルギーを入れない偽施術
主要評価項目は12週の時点で腸骨稜の高さで測った腰囲の、基線からの変化です。主観的評価として全般的審美改善尺度と患者満足度の質問票を併せて見て、安全性として有害事象・臨床検査値・身体所見を見ました。
結果です。二つの解析を並べて書きます。
割り付けどおりに解析した集団(intent-to-treat)では:
- 59 J/cm — 偽施術より有意でした(−2.44cm、p = 0.01)
- 47 J/cm — 有意ではありませんでした(−2.06cm、p = 0.13)
計画を守った人だけを解析した集団(per-protocol)では:
- 59 J/cm — 有意でした(−2.52cm、p = 0.002)
- 47 J/cm — 有意でした(−2.10cm、p = 0.04)
そして研究者の主観的な全般的審美改善の評価と患者満足度も、二つの活性群がともに偽施術より良かったです。 有害事象は軽度から中等度の不快感、内出血、浮腫であり、臨床検査値と身体所見に特別なことはありませんでした。
結論: この高密度焦点式超音波機器による治療は腰囲を減らし、おおむねよく耐えられた。腰囲の減少は二つの活性治療のいずれでも統計的に有意であった(計画遵守基準)。
読み方です。この項目で最も重要な場所です。
第一に、結論の括弧を見てください。 「(計画遵守基準)」と書かれています。つまり論文が二つの活性群ともに有意だったと言うとき、それはper-protocol解析を根拠にしたものです。論文はその事実を隠さず括弧で書いており、このサイトもそれを消しません。
第二に、二つの解析がなぜ違うのかを書きます。
- 割り付けどおりの解析(ITT) は無作為に割り付けられた人を全員入れます。途中で抜けた人や計画を守れなかった人も、割り付けられた群に入れて数えます。より保守的です。
- 計画を守った人だけの解析(per-protocol) は計画どおりに終えた人だけを入れます。ところが計画を守れなかった理由が治療と関係しうります — 痛くて抜けたのなら、その人を除くことは結果を良い方へ傾けます。
だからこのサイトはITTを先に読みます。 その基準で低いエネルギー(47 J/cm)は偽施術と有意に違いませんでした(p = 0.13)。
第三に、ですからこの項目で書ける文はこれです。 高いエネルギー(59 J/cm)ではどちらの解析でも有意でした。 低いエネルギーでは解析の方法によって答えが分かれます。 このサイトはその二つを同じ文で書きません。
第四に、数字の大きさを見てください。 −2.44cmです。偽施術と比べた腰囲の差です。服の着方が変わる程度なのかは人によって違って感じるでしょうし、このサイトはその判断をしません。 ただし測る値がcmであることは良いです — 目でつけた点数ではありません。そこで評価項目を「機器測定」と書きます。
第五に、抄録が総人数を書いていません。 三群の人数がありません。作りません。 上の badge の人数の欄が空である理由です。人数が分からなければ−2.44cmの重みを読みにくいです。
第六に、資金源です。 著者名簿にMedicis Technologies Corporationが入っています。このサイトはそれを産業資金と書きます。この項目は一編なのでどうせ「強い根拠」ではありませんが、資金源も併せて書いておきます。
第七に、12週で一度の施術です。 より長く保つのか、複数回行えば変わるのかを、この試験は見ていません。
第八に、2011年です。 そして機器と設定が製造元ごとに違います。
第九に、有害事象に内出血があります。 このサイトの内出血の悩みのページからこの施術を結ぶ理由です。
だから「中程度の根拠」です。 偽施術対照にcm単位の評価項目という良い条件ですが、一編であり、人数が抄録になく、産業資金であり、低いエネルギーでは解析によって答えが分かれます。
- ヒト無作為化比較試験 · 標本数の記載なし · 12週 · 対照 基剤(有効成分だけを除いた同じ処方) · 資金 メーカー資金 · 評価 機器測定 PMID 21701341
知られている危険
- 不快感が伴います。 上の試験が有害事象として軽度から中等度の不快感を記しました。エネルギーを集めて入れる機器です。
- 内出血が生じることがあります。 上の試験の有害事象の一覧に入っています。内出血のページも併せてご覧ください。
- 浮腫が生じることがあります。 同じ一覧にあります。
- 体重を減らす方法ではありません。 上の試験の評価項目は腰囲であり、参加条件が腹部の皮下脂肪2.5cm以上でした。肥満の治療として示されたものではありません。
- 左右が完全に同じにはなりません。
- 結果がむらになることがあります。 エネルギーを集める深さと通過の回数によって変わります。何J/cmで何回通過するのかを尋ねてください — 上の試験ではその設定が結果を分けました。
- 妊娠中、施術部位に瘢痕やインプラントがある場合、特定の疾患がある場合は施術の可否に影響します。 判断は医療者の領域です。
- 臨床検査値と身体所見に特別なことはなかったと報告しました。 ただし抄録が人数を書いておらず、12週です。
まだ確認されていないこと
- 抄録が総人数を書いていません。 三群の人数を確かめられませんでした。
- 12週、一度の施術です。 より長く保つのか、複数回行えば変わるのかは確認されていません。
- 低いエネルギー(47 J/cm)の答えが解析の方法で分かれます。 どちらが正しいのかを、この試験一つでは分けられません。
- 再現の試験を見つけられませんでした。 このページは一編に立っています。
- 他の機器・他の設定についての資料をこのページに載せられませんでした。
- 冷却脂肪分解と直接比べた試験を見つけられませんでした。同じ場所に使われる方法なのに、比べる資料がありません。
- 腰囲が減ったことが脂肪が減ったことと同じなのかを、この試験は別に確かめていません。超音波や画像で脂肪の厚さを併せて測ったという記録を抄録で見つけられませんでした。
- 国内の規制分類の原典をまだ開けていないため「確認中」にしています。
受けるかどうかは診療のうえで医師と相談して決めることです。
この記事が依拠した資料
- PubMed — 미국 국립의학도서관 문헌 데이터베이스National Library of Medicine · 確認日 2026-09-16