部位 · 目
目の切開術 — 小さな手術なのに、傷あとが最も隠しにくい場所に残ります
目頭切開は目の内側を覆う蒙古ひだを開いて目を長く見せ、目尻切開は目の外側を広げます。向きが反対であるのと同じく性質も反対です — 目頭切開は元に戻しにくく、目尻切開はしばしば戻ってしまいます。 そして切開線が目頭の皮膚にあり、隠れる場所がありません。
最終確認 2026年9月21日
ひと目でわかる
- 手術時間
- 30–60分
- 麻酔
- 局所麻酔
- 日常復帰
- 7–10日
- 最終的な形まで
- 3–6か月
- 傷あと
- 見える場所
- 元に戻せるか
- 一部のみ
- 相対的な費用
- 低め
費用は金額ではなく、このサイトの美容外科手術のあいだでの区分です。施術ページの費用区分とは別の物差しなので、互いに比べられません。
何をする手術か
「切開」という一語に、性質の違う二つの手術がまとめられています。まず分けて書きます。
目頭切開(内眼角形成) — 目の内側を覆っている蒙古ひだ、つまり内眼角贅皮を開き、隠れていた目頭を出します。目が長く見え、両目の間が近く見えます。
目尻切開(外眼角形成) — 目の外側の境目を広げ、目を横に長くします。
この二つは性質が正反対です。これがこのページで最も大事な部分です。
目頭切開は元に戻しにくいです。 覆っていた皮膚を開いた手術なので、気が変われば修復手術が必要になります。修復は可能ですが、元どおりにはなりません — 傷あとがもう一つ増えます。
目尻切開は逆に、しばしば戻ってしまいます。 広げた場所が治る過程で再びくっつくこと(癒着)が多く、結果が保たれないことがこの手術の知られた限界です。
そして蒙古ひだはただの覆いではありません。 その下には涙が集まる涙丘があります。多く開くほどその赤い部分が出て、行き過ぎると目つきがきつく見えたり、目が不自然に離れて見えたりします。
このサイトはどんな目が良いかについては書きません。 ただ、この手術が元に戻しにくく、傷あとが見える場所に残り、二つの切開の性質が違うという事実は書きます。
知っておくこと
傷あとが見える場所に残ります。 目頭の皮膚には髪の中も口の中もありません。多くは時間とともに目立たなくなりますが、赤い線が数か月残り、人によってはもっと長く続きます。 皮膚が厚い、傷あとができやすい体質だとなおさらです。
目頭を開きすぎると涙丘が出すぎます。 赤い部分が見え、目が不自然に開いて見えます。修復手術はありますが、元どおりにはなりません。
目尻切開はしばしば戻ります。 広げた場所が再びくっつけば効果が減り、再手術をすれば傷あとが増えます。そもそも保たれないかもしれないと知ったうえで決めてください。
両目が完全に同じにはなりません。 もともと左右のひだの形が違う場合は特にそうです。
涙が出る、目がしみる感じが回復中に起こることがあります。たいていは過ぎます。
二重まぶたのラインの設計が変わります。 目頭を開くとラインの始まる場所が変わります。二つの手術を別々に決めると食い違うことがあります。
結果を左右するもの
目頭と目尻を別々に相談してください。 「切開」とまとめて話すと、重さの違う二つの決定を一度にすることになります。戻しにくいほうと戻りやすいほうを、同じ重さで決めないでください。
どれだけ開くのかを数字や図で確認してください。 目頭切開は量の問題です。少し開くのと多く開くのはほぼ別の手術で、多く開いたほうが戻しにくいです。
鏡の前で指先で目頭を軽く押して引いてみてください。 その程度の変化が望むものかをまず見てください。思ったより大きな変化かもしれません。
二重まぶたの手術と一緒に計画してください。 順序とラインの設計が互いに影響します。
傷あとができやすい体質なら先に伝えてください。 この手術は傷あとが見える場所なので、その情報が方式の選択に入ります。
回復中はこすらないでください。 特に目尻切開は、治る過程が結果を決めます。
傷あとのケアを始める時期は診療で決めてください。
決める前に
完全には元に戻せません。 目頭切開には修復手術がありますが、元の形に戻るのではなく別の形になります。 傷あとはもう一つ増えます。
目尻切開は保たれないかもしれません。 それを知って決めるのと知らずに決めるのは違います。一度で終わらない可能性を計算に入れてください。
変化の大きさは小さくありません。 手術自体は短く局所麻酔ですが、目頭の数ミリが印象に占める比重は大きいです。「小さな手術」という言葉は「小さな変化」を意味しません。
蒙古ひだがあること自体は問題ではありません。 このサイトはどんな目が良いかを書きません。ただ戻しにくい決定であることははっきり書きます。
まだ顔が成長している途中なら、時期を考え直す価値があります。
受けるかどうかは診療で決めることで、一か所の説明だけで決めないほうがよいです。
受けるかどうかは診療のうえで医師と相談して決めることです。