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投与経路 · 機器による施術

エルビウムレーザー: CO2と引き分けました — ただし何もしない側がありません

40人の左右分割・二重盲検試験で、片側にフラクショナルCO2、もう片側にフラクショナルEr:YAGを月1回ずつ三回照射しました。両側ともしわが有意に減り、二つのレーザーのあいだに目立つ差はありませんでした。 ただし施術後の不快感はCO2側のほうが強く報告されました。

最終確認 2026年9月21日

まず基本から

これは何か

水に非常によく吸収される波長(2940nm)のレーザーで、皮膚の表面を薄く削る施術です。

何に使うか

しわと肌のきめに使います。点状に穴をあける方式(フラクショナル)が一般的です。

どう働くとされているか

表面をわざと傷つけ、治る過程でコラーゲンがつくり直されると説明されます。CO2レーザーと原理は同じで、波長が違います。

この欄には数字も出典も入れていません。何がどこまで確認されているかは下にあります。

ひと目でわかる

施術時間
20–40分
痛み
痛い
日常復帰
3–7日
推奨回数
3回試験の報告値上の試験は月1回ずつ三回でした。
持続期間
3か月試験の報告値上の試験は最後の施術から3か月後まで見ました。その先は確認できていません。
相対的な費用
高め
確認の度合い
初期研究

「試験の報告値」はこのページに載せた試験が実際に報告した数字です。「通常の範囲」は測定された値ではなく、おおむねそうしているという範囲で、医療機関や人によって変わります。

費用は金額ではなく、このサイトの施術を1回または1部位あたりで並べたときの区分です。実際の価格は医療機関と範囲によって何倍も違うため、載せません。 美容外科手術は別の物差しで測るため、この区分とは比べられません。

効果の大きさではなく、どれだけ確認されているかです。このページの項目のうち最も高い等級を示します。

韓国での分類 確認中規制分類をまだ一次資料で確認できていません。確認でき次第記載します。

Er:YAGは2940nmの波長のレーザーです。この波長は水に非常によく吸収されるので、当たった場所のごく薄い層だけを蒸発させ、下へはあまり届きません。CO2レーザー(10600nm)より浅く、熱を残しにくく作用すると説明される理由です。

このページに載せた試験の設計は、この層では珍しく整っています。 同じ人の顔の左右に別々のレーザーを使い、施術に関わっていない独立した皮膚科医二人が評価し、機器で頬の生体力学まで測りました。

ところが対照が別のレーザーです。

PRPのページに書いた問題そのままです。両側とも良くなったという結果は、どちらも効いたからかもしれませんし、どちらも大した差を出せず、時間と期待がその分動いたのかもしれません。 何もしない頬がなければ、その二つを分けられません。

ただしこの設計がはっきり答えてくれるものが一つあります。 同じ人が両側を経験したので、二つのレーザーの痛みと回復を直接比べた部分は信頼できます。 下の二つ目の項目です。

このサイトは価格・医院・口コミを扱いません。

確認されていること

確認されていない

二つのレーザーとも、しわが減り、互いに差がありませんでした

2017年、イランのシャヒド・ベヘシュティ医科大学の試験です。

顔のしわがある40人が参加しました。無作為化・二重盲検・左右分割の設計です。

  • 顔の片側フラクショナルCO2レーザー
  • 顔の反対側フラクショナルEr:YAGレーザー

月1回ずつ三回照射し、基準時点・各施術の1か月後・最後の施術の3か月後に評価しました。

評価は二つでした。

  • 施術に関わっていない独立した皮膚科医二人による臨床評価
  • 皮膚共鳴走行時間(CRRT) — 頬の生体力学的性質を測る機器測定

結果:

  • 両側ともしわが有意に減りました(p < 0.05)
  • 二つのレーザーのあいだに目立つ差はありませんでした
  • CRRTの平均値も両側とも基準より有意に減りました
  • 重く長引く有害事象はどちらの側にもありませんでした

読み方を書きます。

設計の良い点から書きます。 同じ人の左右を比べているので年齢・皮膚・生活習慣が自動的に相殺されます。評価者は施術に関わっていない人で、機器測定が臨床評価と並んで入りました。この層でここまで揃った試験は多くありません。

ところが何もしない頬がありません。

ですから「両側とも有意に減った」という文から、レーザーの分を取り出せません。 施術を受ける数か月のあいだ、人はたいてい紫外線に気をつけ、肌に気をつかいます。そしてしわの評価は、人が写真を見てつける点数です。

そして「差なし」は「同じ」ではありません。 40人で二つのレーザーを比べて差を見つけられなかったのは、分けるものがないからかもしれませんし、分ける力がなかったからかもしれません。

だからこの項目は「根拠不足」です。 設計は良かったのですが、比較対象がこの問いに答えられません。

  • ヒト無作為化比較試験 · 40人 · 24週 · 対照 別の有効成分 · 資金 明示なし · 評価 盲検評価者による採点 PMID 27885522
初期研究

施術後の不快感はエルビウム側が少なめでした — この設計が答えられる問いです

同じ試験、同じ40人、同じ顔です。

研究陣は有害事象と参加者の満足度も記録しました。

結果: 施術後の不快感はCO2側でより強く報告されました。

著者らの結論文もこの部分を含んでいます — 二つのレーザーとも相当な臨床的改善を示し重い有害事象はなかったが、施術後の不快感はEr:YAGのほうが少ないようだと書いています。

この項目を前のものと違う等級にした理由を書きます。

前の項目では、対照が別のレーザーであることが結論を止めました。ここではそれがむしろ長所です。

問いが「レーザーがしわを減らすか」ではなく、「二つのレーザーのどちらが不快でないか」だからです。その問いには、同じ人が両側を経験する設計が最も良い答えを与えます。 痛みの閾値は人によって大きく違いますが、この設計ではその差が自動的に相殺されます。

ただしこれは本人が感じたものです。 このサイトはその評価項目を別に表示します。そして参加者がどちらがどちらか知らなかったことは、この結果を少し信じやすくします — 二重盲検の設計でした。

だから「初期の根拠」に置きます。 一編で40人なので、それ以上ではありません。

この項目を別に取り出した理由がもう一つあります。 施術を選ぶとき人が実際に尋ねることの一つが「どれくらい痛いのか、どれくらい休むのか」です。その問いは効果についての問いより答えやすいことが多いのに、文章ではたいてい抜けています。

  • ヒト無作為化比較試験 · 40人 · 24週 · 対照 別の有効成分 · 資金 明示なし · 評価 本人が感じた改善度 PMID 27885522

知られている危険

  • 表面を削る施術です。 赤み、腫れ、かさぶた、落屑が伴います。
  • 上の試験で施術後の不快感はCO2側のほうが強く報告されました。エルビウムが少なめというだけで、ないという意味ではありません。
  • 炎症後色素沈着が削るレーザー全般で知られた危険です。濃い肌ほど問題になります。上の試験はこの項目を別に報告していません。
  • 紫外線を避けることが施術後の手入れの中心として知られています。日焼け止めのページも併せてご覧ください。
  • ヘルペスの既往があると施術前後の管理が変わります。診療で確認してください。
  • 医療機関で行う施術です。

まだ確認されていないこと

  • 何もしない側を置いた試験をこのページに載せられませんでした。 このページの最も大きな穴です。
  • 40人で一編です。
  • 最後の施術から3か月後までしか見ていません。 その先どうなるかは確認されていません。
  • 濃い肌での色素の危険を上の試験が別に報告していません。
  • 何回が適当かについて定まった資料を見つけられませんでした。上の試験は三回でした。
  • 国内の規制分類の原典をまだ開けていないため「確認中」にしています。

受けるかどうかは診療のうえで医師と相談して決めることです。

この記事が依拠した資料

  1. PubMed — 미국 국립의학도서관 문헌 데이터베이스National Library of Medicine · 確認日 2026-09-16